Project

LentiMorpho

液体量制御により視点依存・非依存モードを切り替えるディスプレイ

ディスプレイ光学デバイス

同一のハードウェア上で、視点依存表示と視点非依存表示を動的に切り替えられるディスプレイシステム「LentiMorpho」を提案します。

レンズアレイの光学状態を液体量の電気的な制御によって切り替えることで、この切り替えを実現しています。空気に触れたレンズは方向ごとに異なる光を分離する屈折素子として機能する一方、屈折率の近い液体に浸すとこの屈折機能が抑制され、視点に依存しない表示が可能になります。

従来の視点依存ディスプレイと異なり、LentiMorphoはどの方向から見ても同一のコンテンツを均一に提示するため、背後にあるフラットパネルディスプレイ本来の画質を損ないません。

原理

視点依存モードの光学原理図

視点依存モード:空気に触れたレンズが方向ごとに光を分離する屈折素子として働き、見る角度によって異なる映像を提示します。

視点非依存モードの光学原理図

視点非依存モード:屈折率の近い液体にレンズを浸すことで屈折が抑制され、どの方向から見ても均一な画質になります。

液体を注ぐことで視点依存モードから視点非依存モードへ切り替わる様子。空気に触れている間は角度によって模様がずれて見えますが、液体を満たすとどの角度からも同じ見え方になります。

視点依存モードにおいて、見る角度によって見える映像が変化する様子。同じ表示でも、視点が変わるとまったく異なる色や模様として観測されます。

実装

実際に実装した様子。視点によって見えるものが変わり、液体を注ぐことで視点に依存せず画像を観察できる様子が分かる。

業績

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