重心・重量により机上動作とユーザを識別するテーブルトップ型デバイスの提案
無意識下における机上での状態推定を目指し、机上にかかる重心・重量から算出する手法を実現するためにSenseDeskを開発した。SenseDeskは、アクリル板の四隅にロードセルを取り付け、それぞれにかかる荷重をもとに机上にかかる重心位置と重量を算出可能なテーブルトップ型デバイスである。得られたデータから抽出した9つの特徴量を機械学習に用いることで、「伏せ寝」「マウス操作」「筆記」などの机上での12種類の活動と、どのユーザによる活動なのかを識別することができた。Sense Deskを利用することでオフィスワーカーの仕事状況などをセンシングし、疲労度の推定などへ活用が期待できる。